ドリー夢小説 君の瞳はとても透き通っている

この何処までも広く、全てを包み込んでいる高い空の様な蒼

全てを包み込む-----
けれど…君の瞳は僕を通り過ぎて、僕とは違う誰がを
見ていた様な気が、したんだ








    瞳の奥








「ねぇ…」

『う―…?』




上を見上げれば何処までも広がる蒼空
君と同じ色
君は僕のすぐ隣にいるけど…
隣にいない気がするんだ



矛盾だね





はさ、どうして戦っているんだい…?」


『…?』



手の触れられる場にいる、
君を抱き締めることもできる

けど…




今の君は何だか遠いよ



『…ササライ?』



不思議そうに君は僕の顔を覗き込む
印象的な蒼と碧の瞳
初めて出逢ったときはお互いに敵同士


敵同士にも関わらず、僕は君から目が離せなかった
まるで…戦場で舞う狼のよう





「…何でも…ない…君には君の理由があるんだよね…」





戦う理由なんて誰でも持ってる
己か、己以外か




『…ササライにはササライの理由があって戦っているんだろ?』


「…そう、だね…」





理由




それは言い訳にしか聞こえないかも知れないけれど
時々不安になる
瞳の奥で君と空が重なり色味を増していく

求めているんだ

自分の知らない内に



君に対して




君は僕の隣にいるけど距離が遠いよ
君の笑顔は僕に向けられているけれど…





「ねぇ…」




僕は


君のことを好きだよ?


この気持ちに嘘はない、嘘はつけない





「好きだよ…」





今、僕の隣に
君は居ますか-----?



僕は愛しいほど、




君に狂っている








*end*
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